17日、NPO法人国際ブリアー事務局の秘書より、各被災地へ連絡をとり状況を確認している中、栃木県佐野市で緊急物資が必要とされていることが分かりました。また、気象報道によると18日夜から雨が降るということで、防水ブルーシートは必須と思い、緊急物資はまだそろっていないが、被災者を安心して避難所で過ごすために、調達できた救援物資から車にのせ、住職覚岸法師、覚耀法師、妙琛法師、東京信徒は18日午後、雨の中、佐野市へ運びに行きました。栃木県分会宇都宮分会前会長陳雪梅さんも会員を連れて応援に来てくれました。夕方六時半ごろ、救援物資は佐野市救援物資本部に到着し、住職覚岸法師より、仏光山慈悲基金会NPO国際ブリアーを代表して救援物資を渡しました。今回の物資の内容は、防水厚手のブルーシート308枚、薄いブルーシート800枚、タオル1200枚、土嚢袋1000枚でした。佐野市役所産業推進課長の林田治美代表が救援物資を受け入れてくれました。地元の市役所の担当者より、感謝のお言葉を頂戴いたしました。
「皆様のご来訪を心より感謝しております。華やかな言葉はないですが、人間仏教の慈悲を感じました。ボランティアたちの整然とした荷降ろし物資と心配りにも感動しました。」